東洋大学基礎学力テスト型炎上の理由!ルール違反で文科省からクレームか!

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近年、大学入試の方式はさまざまで、学力重視から学生の個性を活かす推薦入試も行われています。推薦入試を行う大学が増えているなか、東洋大学基礎学力テストについてネット上で炎上しています。なぜ、東洋大学基礎学力テストで炎上したのでしょうか?

今回は東洋大学基礎学力テスト型炎上の理由と、文部省から受けたクレームの内容を調べました。

東洋大学基礎学力テスト型炎上の理由!

炎上

東洋大学基礎学力テスト型炎上の理由を解説します。東洋大学基礎学力炎上の理由は下記のとおりです。

東洋大学基礎学力テスト型炎上の理由
  • 多様化する大学入試
  • 東洋大学基礎学力テスト型に大量の志願者
  • 東洋大学の入試方法に問題!
  • 東洋大学と他大学との違い

一つひとつ解説します。

多様化する大学入試

大学入試

現在、大学入試は学力だけでなく学校推薦で合否を決める方法が多くなっている。学校推薦を行う大学が増えた理由は下記のとおりです。

学校推薦を行う大学が増えた理由
  • 勉強ができる人が優秀だとは限らない
  • 大学に入った後や、就職した後は入試科目はあまり役に立たない
  • 自己分析をして、プレゼンや目標に向けて実行できる生徒は社会に出てから能力を活かせる

社会に出て仕事に活かせるようなスキルを重視する方式にシフトしていますね!

東洋大学基礎学力テスト型に大量の志願者

志願者

東洋大学の新入試は、書類審査や面接、小論文が不要です。試験準備が効率的であるが、志願者数が約2万人に対して募集人員は576名でした。さらに、試験時期が早いタイミングで行われるため、高校の授業が終わっていない段階で全範囲からのテストを受けることになる点も問題でしょう。

受験生が試験対策の準備をしやすかったため、高倍率になりました。最終的に合格者は4126名です。

東洋大学の入試方法に問題!

入試方法

基礎学力テストの結果によって合否が決定されるのは、結果的に学力試験中心の方式となっており、文部科学省が推奨する学校推薦型選抜の原則(小論文、面接、実技など多面的な評価)から外れていると批判されています。

推薦入試なのに、学力中心で合否を決めるのは疑問です。小論文や面接で合否を決める方式にしなかったのでしょうか?

東洋大学と他大学の違い

東洋大学 他大学

東洋大学以外の大学も類似の入試方式を実施していますが、東洋大学だけが文部科学省から批判を受けている点が疑問視されています。例えば、関西の私立大学では学力試験のみで評価する方式がが既に実施されているにもかかわらず、東洋大学が目をつけられているのが指摘されています。

他の大学も同じような試験方式を行なっているのに、なぜ東洋大学だけが文部科学省から怒られたのでしょう?

来年以降の他大学の入試方式も気になります。もしかしたら関東の大学も基礎学力テスト型を取り入れる可能性がありますね!基礎学力テスト型を取り入れる大学が多くなった時、文部科学省は注意するでしょうか?

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ルール違反で文科省からクレームか!

クレーム

東洋大学のルール違反により、文部省からのクレームに繋がりました。ルール違反の内容と、クレームを受けた東洋大学の対応を説明します。

文部科学省からルール違反を指摘

文部科学省は、大学入学者選抜実施要項に基づき、学校推薦型選抜における個別学力検査の試験期日を2月1日から3月25日までと定めています。東洋大学の新入試は2024年12月1日に実施されたため、試験期日に関するルールに違反していると指摘されている。

競争率が激しかったですね!

東洋大学文部科学省の対応

文部科学省

文部科学省は、東洋大学の新入試が「大学入学者選抜実施要項」に反しているとして批判しています。しかし、東洋大学側は、試験内容が「教科・科目に係るテスト」に該当するため、ルール違反ではないと主張しています。

文部科学省と東洋大学との間で見解の相違があります。東洋大学は、新入試を行う前に文部科学省に入試方式を伝えていれば問題にならなかったでしょう。

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まとめ

今回は東洋大学基礎学力テスト型炎上の理由を解説しました。学校推薦にも関わらず、学力が重視されるのは推薦入試の趣旨とは異なりますね。

今後の教育のためにも、東洋大学と文部科学省で話し合いを行う必要があります。学生の個性を引き出す入試方法が見つかれば良いですね。